6年程前にプレゼントでもらった思い出のエルメスのベルトだそうです。
全体的にステッチ糸のほつれがでてきてしまったのと、ベルト表皮の色あせ、ピン穴部分の劣化が気になってきたので修理ご検討されておりました。
一番酷使される部分の劣化についてはナカシン取り替え(別革で取り替え)により全ての再ステッチ仕上げを行いました。
そして表皮の再色染め仕上げと艶だし加工をいたしました。
ほぼプレゼントされたときのまま元通りになったと喜んでいただき、お客様もその場で着用されお帰りになりました。
非常にやりがいあるお仕事でした。